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三次元CADの操作方法 10


10.二次元投影機能


 ここではソリッドを二次元化したり、稜線の一部を作業平面に二次元投影する機能について説明します。


稜線の作業平面への投影

 ソリッドの稜線を作業平面に投影する事が出来ます。
 投影された稜線は作業平面状に描かれた二次元図となり、再び、押し出し等の元図として利用できます。
 この二次元図は同一作業平面内なら通常の移動コマンドで移動できますから、位置を変えて利用する事が可能です。
 残念ながら、別の作業平面に移動させるとなると、一度二次元データとしてファイルに保存した後別の作業平面に読み込むと言うような工夫が必要となります。

1.作業平面の作成

 投影先の作業平面を作成します。

2.コマンドの選択
3.稜線の選択

 投影する稜線をマウスで選択します。

4.投影

 選択を終了すれば作業平面に二次元図が投影されます。

3D-CAD使用法解説 二次元投影 1 → 3D-CAD使用法解説 二次元投影 2

三面図の生成

 ソリッドを二次元の図面にする事が出来ます。
 ただし、同じソフトメーカーの二次元CAD用のデータにしか変換できません。

 立体の斜め線や円錐を斜めにカットした断面のように二次元での作図が複雑になるような形状なら、このコマンドを利用して二次元図を作成した方が簡単に作図できると思います。

1.コマンドの選択

 Rapidなら「ファイル出力」の中にあります。他のCADもファイル操作の中にあります。

2.図面形式の選択

 三面図、アイソメ図、作業平面や任意の平面への投影図、任意の位置の断面図等が選択できますから、必要なものを選択します。

3.ファイル保存

 図面名称、フォルダ、ファイル名等を入力し、ファイルとして保存すれば完了です。

4.二次元CADで確認と編集

 二次元CADでデータを確認します。三面図の場合は位置を修正したり、寸法線を入れたり、注記や各欄の作成と言う編集作業になります。

3D-CAD使用法解説 三面図 1

3D-CAD使用法解説 三面図 2 3D-CAD使用法解説 断面図

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